葵祭の起源はどこから?日程はどうなってるの?行列はどんな感じ?

葵祭は祇園祭や時代祭に並ぶ「京都三大祭」の一つとして有名ですよね。特に斎王代のいる行列は、衣装も含め見どころとしても人気があり、流鏑馬もニュースなどでよく目にしますよね。そんな葵祭の起源をしり日程を確認して行列を見に行く前の参考にされてくださいね。

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葵祭の起源は?

太古の昔に今の上賀茂神社(かみがもじんじゃ)の北の方角にある「神山(こうやま)」に別雷神(わけいかづちのかみ)が降臨しました。

そして、別雷神のお告げ(御神託)により葵を装って祭りを行ったり、走馬(今でいう競馬)を行ったのが賀茂神社のお祭りの起源なんですね。

ちなみに、上賀茂神社は、賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)、下鴨神社(しもがもじんじゃ)は、賀茂御祖神社(かもみおじんじゃ)というのが正式な名称で上賀茂・下鴨は通称なんですよ。そして、2つの神社は世界遺産(古都京都の文化財)としても登録されていますよね。

上賀茂神社には別雷命(わけいかづちのみこと)の母が、下鴨神社には別雷命の母の父(つまりは別雷命の祖父)が祀られています。

それから時は経ち、6世紀に入り欽明(きんめい)天皇の時代に、日本中が風水害に逢い、更には、飢饉(ききん)や病気になる人が増え、人々はすごく困っていました。

ですので欽明天皇の命で、占い師に占わせたところ「賀茂大神(別雷命)」の祟りだということがわかりました。

そこで、天皇は使いを出し(勅使)、馬に鈴をつけ、猪の頭を人に被らせて祭を行い、賀茂大神をなだめたところ、風雨が治まったというのが、葵祭(賀茂祭)の起源なんですよね。

元々は賀茂祭なんですが、社殿のすだれや、牛に引かせる車まで、二葉葵(フタバアオイ)で飾るところから「葵祭」と呼ばれるようになりました。

この解説は、よく聞かれることでしょうけど、私が思うに賀茂神社で行われていた祭がどこかで、忘れられていたのか適当にしていたのではないかと思うんですよね。

それをみた別雷神(賀茂大神)が、怒ってしまい日本中に災いを与えてしまう結果となってしまった。慌てた天皇が、元々執り行っていた祭(賀茂祭)を、復活させたのが始まりなんだろうなと。

「お守りいただきありがとうございます」といった、感謝の気持ちを忘れがちになってたのかもしれませんね。また葵祭は、天皇の命で行われていたお祭りなので、大事にされていたということもあるでしょう。

その後も、事情で中止されたりなどありましたが、昭和28年に復興し、昭和32年には「斎王代(さいおうだい)」を中心とした女人列も復興されて、現在に引き継がれています。

こういったところから、「祇園祭」「時代祭」と並ぶ三大祭と言われる所以なんでしょうね。

葵祭の日程は?

葵祭の日程は、毎年5月15日になっています。

時間は、京都御所を出発するのが、午前10時30分で下鴨神社に到着するのが、11時40分、上賀茂神社に到着するのが、15時30分となっています。

多少のズレはありますのでご理解くださいね。

何故か、この日には雨が多いと聞きますけど、小雨なら決行されますし、中止になった場合は翌日に順延しますが、翌日も雨だったりしたら中止になることがありますね。

決行か順延かというのは、午前6時より
京都市観光協会(電話075-752-7070)で受け付けてくれるそうですので、気になったら連絡してみくださいね。

葵祭の行列は、5月15日の一日だけなんですが、「前儀」というものがあります。
テレビでよく見かける「流鏑馬(やぶさめ)」も前儀の一つなんですよね。

以下に、葵祭の前儀を紹介しておきますね。

競馬会足汰式(くらべまえあしぞろえしき)

日時:5月1日/13時~

場所:上賀茂神社

5月5日の「賀茂競馬(かもくらべうま)」をする時の、馬の組み合わせを決める儀式となっています。

馬のスピードや健康状態に年齢、騎手の技術などから、当日に走る順番を決めていきます。

流鏑馬神事(やぶさめしんじ)

日時:5月3日/13時~15時30分

場所:下鴨神社

公家の衣装を着た人が、走る馬から的に向かって矢を射る姿はニュースでお馴染みですよね。

葵祭が無事に終わるようにと祓い清める神事です。

公家の衣装も走る馬に乗りながら矢を射るということ自体が、現代ではありえないので、技術の方が気になって仕方のないところですw

斎王代禊の儀(さいおうだいみそぎのぎ)

日時:5月4日/10時~

場所:上賀茂神社

斎王代を含む、女人列に参加する女性が、身を清める儀式ですね。
神さまに奉仕するための、斎王代ですので清めるという儀式は必要なのでしょう。

歩射神事(ぶしゃしんじ)

日時:5月5日/11時~

場所:下鴨神社

葵祭の沿道を清める儀式となります。
馬上から射るのを「流鏑馬」といいますが、地上から矢を居る事から歩射といいます。おそらくは、歩兵から由来しているのではないでしょうか。

賀茂競馬(かもくらべうま)

日時:5月5日/10時~

場所:上賀茂神社

以前から五穀成就、天下泰平を願う為に執り行われていたものが始まりで、上賀茂神社に移したところから年中行事となりました。

御蔭祭(みかげまつり)

日時:5月12日/9時30分~

場所:下鴨神社

比叡山山麓にある神社からの神霊をお迎えする神事です。

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葵祭の行列はどんなの?

葵祭の見どころとなるのは、行列「路頭の儀(ろとうのぎ)」で有料観覧席が設けられるぐらいですからね。

京都御所から下鴨神社を経て上賀茂神社へ向かう葵祭の行列は、王朝装束に身を包み葵で飾った行列が多くの人に知られていますよね。

行列に参加する人達は、斎王代をはじめ、平安貴族そのままの姿で行列をつくるので、「雅な姿」というのが形になって見れますよね。

ま、平安時代といえば、「お歯黒」だったりと、現在の美人像とは趣も変わっているかと思いますが、現代にない装いに目を奪われるのではないでしょうか?

この行列には、大きく分けると「本列」と「斎王代列」に分けられます。
本列には、お供えをする勅使が中心となっていて、斎王代列にはその名の通り、斎王代が中心の行列となっています。

まとめ

葵祭の起源と日程と行列について、書いてみました。
葵祭を見る事で、朝廷の命により行われていたお祭りがどれだけ盛大だったかを知る事が出来るかもしれませんね。

なにより、斎王代が一番気になる方も多いかとは思いますがw

平安貴族の装いを、じっくり堪能してきてくださいね♪

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