ものづくりを仕事にすると、得られる楽しみと不安

ものづくりを仕事としている私の話で恐縮ですが、今感じている現状についてお話してみようかと思います。といっても、私は派遣なのであまり偉そうな事をいっても納得してもらえないかもですが、過去に勤めていた会社やこれまでの経験などをもとに書いていますので、参考程度にお読みいただければ幸いです。

ものづくりという仕事

私がものづくりを仕事に選んだのは、30代になってから。それまでは自動車の整備士として働いていたんです。ま、私の都合で辞めたんですけどね…。

で、小さいころからとにかくプラモデルが好きで、特にガンダムね☆
ほとんど毎日プラモデルを弄ってたような気がします。

説明書通りにプラモデルを作ってもどうしても、形が気に入らない。とか動く範囲が小さいとか。いろいろと、勝ってにダメだしをして、改造や修正をし自分が気に入るようなプラモデルを必死になって作っていましたね。

これが私のものづくりの原点なんですね。

それと、絵も書くのが好きでこれまたガンダムなんですが、よく絵を書いて友達に見せたりしてましたね。その内「書いて」なんて言われたりして、ちょっと自慢気にしていた頃がなつかしいです。

今思うと、いい取り方になりますが、喜んでもらえると自分も嬉しいんだということを知ったんでしょうね。

基本的にものづくりは、自分が楽しくて人に喜んでもらえる事が大切だと思います。
これは、ものづくりに限ったことではないですよねw

そして、ものづくりを仕事にする中で「こだわり」というのが、いろんな意味で邪魔をしてくれるんですよね。

プラモデルの話でいうところの「形が気に入らないから修正する」といった部分。
これは、ほんらいものづくりをする人にとって一番時間を掛けたい部分だと思うのですよね。

「○○にこだわりのお店」なんていいますが、あれを製造業でやったらどうなると思います?

「納期」や「経費削減」なんて言われている中では、なかなかこだわりを全開にしてものづくりに打ち込めることって少ないと思うんですよね。

「そんなんえぇから、納期間に合うようにしてくれたらえぇねん」と言われるのが関の山です。

揉める原因ですよねw

もちろん、営業さんや管理職の方が日々努力しているのでしょう。嫌な事でも泣く泣くこらえて居る事でしょう。

でも、やっぱつくり手としてはという部分もあるんですよね。

私もある程度は我慢しますが、場合によっては意見します。
上司であれ、社長であれ。

自分の都合が一番ですが、意見を通した方が会社の製品という意味で品質を上げれますし、受け取る側も満足度が違うと思うんですよね。

自分都合なので「そんな事ない」と言われるかもしれませんがw

正直、私の作るものは誰の目から見ても品質のいいものをつくります。
これは私だからではなく、これぐらいはしなくちゃいけないと思いがあれば、誰にでもできる品質でもあるんですよね。

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ものづくりの仕事を引き継ぐ

ものづくりという仕事で、「引き継ぐ事」が一番大切で難しいことだと思っています。技術の継承とでもいいましょうか。これを、常に意識していれば今の日本がここまで技術的においていかれることはなかったのではないかと思っています。

「職人」の存在を軽視しすぎた結果じゃないでしょうか。
「マルチタレント」を真似するように、一人の人間が全ての業務をこなせるようにと、企業側が画策しだしたところから、おかしくなってきたように思います。

それまで、営業は営業、現場は現場。といったように分かれていたのものを一緒に考えてしまったと。するとどうなるかというとですね。

現場の苦労を知ってしまった営業さんは、お客さんと現場との板ばさみがさらに酷くなる。
現場の技術者たちは営業さんの努力や苦労を知り、本来出すべきではないものを出さざるを得なくなる。

といった、悪循環が生まれてしまうのですよ。

そうなってしまうと困るのは、お客さんはもちろんですが、会社自身が前に進みたくても進めないので、最悪、露頭に迷ってしまいますよね。

また、人件費削減という名の元、頑固で高給取りな職人さんにはやめてもらい、派遣労働者やアルバイトで減った人員を賄おうとする。

今では、正社員として雇用されていても安泰といった時代ではないでしょうけど、派遣やアルバイトってさらに、安定してないし、いつ辞めるかわからないし、酷いと突然来なくなったりしますよね。

そんな状況で、どれほど技術が伝えられるのか?

って、ところをイマイチわかってないような気がします。
会社にとっては、人件費の削減が一番の経費削減になるのはわかりますが、必要な経費まで削る必要があるのかと思いますね。

ま、派遣法の改正などでとりあえずは3年雇用した後は、正規として雇用しないといけないみたいなので、残りたい人や仕事を覚えたい人が居れば正社員としてバリバリ仕事をこなしてくれるかもしれませんが、ほとんどの場合はあくまでも派遣・バイトなんですよ。

いくら簡単に覚えられるとか、言ってもスグにいなくなっては覚えれるものも覚えられないし、技術の継承なんて夢物語なんですよね。

以前、派遣で働いていた時に、社員の方にこういったことを、言ってみたことがあるんですが、「そうやねん」と納得してくれたわりには反応が薄かった記憶があります。

形のない状態から、形あるものまでに仕上げるものづくりってね、作っている最中もですけど、納得のいく仕上がりが出来たときの感動といったらないんですよ。

「みてみて~♪」なんて子供のようにはしゃいでしまうぐらいに嬉しいですからw

そういったものづくりの楽しさや、職人と呼ばれるぐらいの技術の継承は必要だと思うんですけどねぇ…。

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