おせち料理の意味や由来は?食材の縁起や重箱を使うのは何故?

おせち料理って、作るの面倒だし
通販やスーパーで購入しようかってなりますよね?

でも、改めておせち料理そのものが持つ意味や
使われる食材がどんな縁起を担いでいるのか?

重箱を使う理由は?など確かめてみると、
また違った感覚を持つようになるかもしれませんよ。

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おせち料理を作る意味って何?由来はどこから?

おせち料理を作る意味というのは、その由来にも起因しています。
昔から、季節の変わり目である節句には、神様にお供えをしていました。

しかし、時代と共に節句の中でも、とても大事な正月の料理を
「おせち料理」と呼ぶようになったんですね。

お正月には正月の神様である年神様が降りてくるとされ
正月の三が日は、神様がいる台所を騒がすと失礼という考えで
年末から煮しめなどの保存の効く保存食を用意し
調理や洗い物などを含めた炊事を避けるために用意されたと言われています。

また、神様をお迎えするのだから
縁起のよい食材を詰めるほうがいいですよね。

そういったところから、正月の三が日は台所での炊事はお休みとなり
普段から台所仕事を一生懸命してくれるお母さんにも休んでもらいましょう
という考えがあったりします。

昔は、松の内が過ぎるまではおせち料理だけでいいとしていたので
1週間は休めるということですね。普段の事を思えば
全然少ないとは思いますが、せめてもの気遣いなんでしょう。

ほかにも、何かと来客が増える時期ですけど
来客用にスグにお出しできるあたりも便利なおせち料理なんですよね。

ですので、おせち料理には
正月の時期の常温保存で、1週間程度日持ちし、あたためなおす必要のない
保存食を用意すればいいということになりますね。

あとは、語呂合わせも含めて縁起の良い食材であれば大丈夫です。

おせち料理に使われる食材が持つ意味は?

おせち料理で使う食材には、それぞれ縁起を担いだ意味があります。
重箱に詰める食材は地域などにより様々ですが、代表的な食材について
食材が持つ意味をご紹介していきますね。

紅白かまぼこ
紅白は結婚式など祝いの席でよくみる縁起の良い取り合わせ。
紅はめでたさとよろこび、白は神聖を現しています。

かまぼこの形が「日の出」を思い起こさせ
新年を迎えるのにふさわしいですよね。

子どものいる家庭では、一番になくなるのがかまぼこじゃないですか?
私も妹と一緒にかまぼこをスグに食べきるのでよく怒られましたw

伊達巻
昔は、オシャレさんを「伊達者」と言っていて
そんなオシャレさんの着物に似ていたところから
伊達巻と言われるようになったそうですね。

また、大事な文書や絵などを巻物にしていたことから
読み書きがしっかりとできるようにという意味もありますね。

伊達巻については諸説ありますが、
個人的には「伊達者」にピンときたのでこちらを採用w

錦たまご
たまごの黄色と白色を、金と銀に見立て
二色の色合いを「錦」とかけて豪華でめでたいという感じですね。

ですので、かき混ぜ過ぎない程度に混ぜて作った卵焼きでも
いいですよね、きっと。

栗きんとん
こちらも子供大好き栗きんとん。
きんとんは「金団」と書き「金の団子」が
財宝となり豊かな1年を願い、「勝ち栗」といって縁起がいいのです。

黒豆
「まめに」の代表格黒豆さん。個人的に大好きな食材。
「黒くなるぐらいまめに働けるように」は、馬車馬のごとく働け
ではなく、それぐらい元気で健康にいられますようにの願いですよ。

関東では「しわができるような歳になるまで…」の意味を含め
黒豆にしわがよるぐらいに煮るみたいですね。

昆布巻
昆布巻は「養老昆布」と「喜ぶ」という語呂合わせ、
ダジャレの筆頭みたいなイメージがありますが
不老長寿を願ったものになりますね。

また、かんぴょうで巻くのは「結び」をイメージし
「喜びを結ぶ」という感じで、幸せを引き込む縁起ものでもありますね。

田作り
五穀豊穣の願いが込められているんです。
その昔、田んぼの肥料にイワシの小魚を肥料に使い
豊作だったところから、田んぼを作る「田作り」になったそうで。

ほろ苦いのが苦手な方や、堅くて口の中で痛い思いをしたりるすると
敬遠されますが、カルシウム豊富なイワシはしっかりと食べたいですね。

ちなみに「ごまめ」を「五万米」と書くのは当て字ということです。

農業関係じゃないからと言わずに、
仕事が上手くいきますようにと取りましょう。

数の子
ニシンの卵で高級感漂いまくりな数の子は
たくさん卵があることから、子孫繁栄を祈願しています。

ニシンは二親と語呂があい、幸せな家族であり
子孫をたくさん残せて繁栄しますようにですね。

たくさんの卵で子孫繁栄なら、イクラでも大丈夫でしょ。
カニやマスでもいいとさえ思う…。

菊花かぶ
お正月時が旬のカブ。
また、国花である菊の形にすることで縁起がいいんですね。
旬の食材には新しい生命力を得られるとされています。

小肌粟漬(こはだあわづけ)
出世魚のコノシロが成魚になる前の名前がコハダ。
そこに五穀豊穣を願った粟をクチナシで染めて漬けたモノ。

コノシロにあやかって出世しますようにと願っています。

小肌粟漬ではなくても、ブリの照り焼きや
ブリ大根でも問題ないですよね。
同じ出世魚ですから。

海老
海老は、見た目から腰が曲がっているので
腰が曲がるぐらいになるまで、元気でいてね。と言う意味で
健康と長寿を願います。

ただ、美味しいのは分かっているものの
手がベタベタになってしまうのがね…w

見た目の豪華さを考えないなら
むき身でもいいのではなかと思いますよ。

紅白なます
最近では、干し柿、昆布、ゆずの千切りなども使われますが
生の魚介類とだいこん、にんじんと酢を使っていたところから
「なます」と呼ばれるようになったんですね。

紅白は、めでたい席には必ずある色で
大根やにんじんは、大地に根を張るというところから
家の繁栄を祈願しています。

ごぼう
こちらも、しっかりと根を張る野菜で、なます同様に
家の繁栄を意味します。

きんぴらでも、ゴボウ巻でもお好きなアレンジを加えて
おせち料理に詰めるといいですね。

レンコン
レンコンは蓮の地下茎で、お釈迦様の台座となっているので
すごく縁起がいいですよね。

そして、たくさんあいた穴で「先を見通す」という意味があり
将来の明るい未来を想像でき縁起がいいとなります。

「人生穴だらけ」とかいう取り方はしないようにw

里芋
親芋からたくさん子芋がとれることから、
子孫繁栄をあらわす食材。

ほくほくしたのが、たまらく好きですが
人により調理の際に手がかゆくなる事もあるので
その場合は、あえて詰める事もないかと思います。

スーパーなどで調理済みとかもありますしね。


説明がいらないだろうと思うほど
「めでたい」の鯛ですw

おめでたい祝いの席では、
登場回数ナンバーワンではないでしょうか。

また、幸せの詰まった「宝船」に乗る七福神の
大黒様が持っているところからも縁起がよいとされますね。

くわい
くわいは、大きな芽がでますので
それにあやかり「出世」「大きく出世」を願う縁起物。

六角形や八角形になっているのも
縁起を担いだ形となっているんですよ。

くわいをおせち料理の食材としてつかうのは
関西方面が多いようですね。

このほかにも、地域などによって
おせち料理に使う食材は多種多様です。
一部しかご紹介できないのが残念。

最近では、伝統的なおせち料理の食材を使わずに
いろんな食材を使う所も増えてきましたよね。

神さまへのお供えと伝統や、ならわしを考えるのであれば
「ちょっと…」と思う事もありますが
お母さんがお休みできると考えればハムなどは
立派な保存食として適当ですのでいいのではと思います。

どんな食材をおせち料理に使っても
楽しくお正月をすごせればいいですよねw

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おせち料理を詰める重箱の意味って?

おせち料理を詰める重箱には
重ねて用意し、めでたさを重ねるという意味で
縁起をかついでいます。

縁起物のたくさん詰まったおせち料理を重ねることで
めでたいめでたいめでたい…w
と、重ねるのは贅沢な感じすらありますよね。

で、この重箱の重ねは何段が正しいのだろうかというと
これも、地域や家風によって様々なんですよね。

一応基本としては五段があり
正式には4段とされています。

最近では、大人数ではない場合も多く
3段重ねの重箱が増えていますよね。

五段重の重箱の詰め方は

一の重
「祝い肴(さかな)」として
黒豆、数の子、ごまめなど。

二の重
「口取り」として
栗きんとん、かまぼこなど
お酒の飲めない子供達のためでもある
甘いものが中心。

三の重
「焼き物」コーナーになります。
焼き魚や海老など

与の重
「煮物」コーナーです。
煮物と野菜の煮しめを詰めたり
筑前煮を詰めたりになります。

与となっているのは「四」は縁起悪いからです。

五の重
「空」
…??

何故に空っぽなのか?
これには、今後益々の繁栄と富が増える
余地がここにあるという洒落た考えですね。

今度は三段重の場合です。

一の重
「祝い肴」と「口取り」を詰めます。

二の重
「酢の物」「焼き物」が詰まってます。

三の重
「煮物」で季節の野菜をふんだんに使ってます。

ちなみに「祝い肴」は読んで字のごとく
お酒の肴になるようなもので、これと餅があれば
正月を迎えられると言われていました。

「口取り」は「口取り肴」の略で
甘い味の食材ということですので
子どもやお酒を飲まない人にとっての「肴」で
お茶菓子みたいなものだろうと思ってます。

北海道では、「口取り菓子」があるようで
鯛や海老、おせち料理に詰める食材全てが
お菓子で作られているものがあるんですね。
通販でも買えます。

お重の重ね段が奇数なのも
縁起を担いでいるんですよ。

まとめ

おせち料理の由来にはじまりお重までは
いかがでしたか?

私自身、北海道の「口取り菓子」は
今回初めて知りました。

地域によって、いろんな解釈もあり
風習も違いますからね。

ある意味では、お正月をいろんな地域で迎え
土地土地のおせち料理を食べてみたい気にも
なってきますよね。

とはいえ、やっぱりおせち料理を自分で手作りするのは
手間暇かかってなかなかできない事もあります。

でも、ガッツリじゃなくてもいいし、
「何段重」とかでなくてもいい。

簡単でもいいので気分だけでも縁起がよく
日持ちするような料理を詰めて
おせち料理作りにチャレンジしてみるのも
楽しいかもしれませんね。

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