はしかが国内で流行感染した理由は?流行した時の対策と予防

はしかが急速に流行し、感染が拡大しています。
今後も感染は拡大していくだろうと言われています(2016年9月)

日本でもはしかの流行はありましたが、近年日本国内で感染したはしかは海外から持ち込まれていた発症例のみになっていたのですが、ここにきて感染が拡大しています。

はしかは、感染力がすごく強いので私自身も気をつけておきたいということもあり、今回は「はしかとはどんなものか?」「対策と予防はどうすればいい」という部分を書いていますので、参考にされてください。

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はしかが国内で流行感染した理由は?

はしかは、麻疹(ましん)と同じ意味であり漢字も同じです。
一般的には「はしか」の方が知られているので、この記事でも「はしか」で表現しています。

はしかは、ウィルス性の感染症の一つで非常に感染力が強く、感染力の強さの理由は「空気感染」という部分です。

インフルエンザなどのくしゃみやせきなどで感染する「飛沫感染(ひまつかんせん)」とは違い、空気感染は小さくて軽い感染源が空気中を長く浮遊しますので、それだけ感染力が強いのです。

確かに、くしゃみやせきにはある程度の水分が含まれていますので、くしゃみなどは唾液が落ちるところも見えたりしますが、空気中に浮かぶような粒子状であれば見えない上に長く滞在しますので、他人が取り込みやすい状態というのは理解できますね。

ちなみに、感染のしやすさを表わした数値があり、一人から何人に感染させるのかという数値であらわすと、インフルエンザが1~2に対して、はしかとなると12~18という非常に高い数値が出ています。

これは、インフルエンザに1人が感染したら、1~2人に感染させるのに対して、はしかは12~18人に感染させるという数値です。

また、はしかの症状自体も「風邪」に似たようなところがあり、発疹(ほっしん)が出る前には鼻水や喉の痛みに咳といった症状がでるため、「風邪でもひいたかな?」と間違えても仕方のない症状となります。

これが、はしかの怖いところで「風邪かな?」という症状の出ている時期が一番感染力が強いという事なんですね。

この時期を超えてから、発疹の症状が出てきますので本人に自覚症状のないまま、他の人にはしかを感染させてしまうというのが怖いところなんです。

そういったことから、今回のはしかの急速な流行もあり得る話になるんですね。
今回は、空港、イベント会場など人の集まる場所の集団感染となっていますので、今後増え続ける可能性も高いというのも、納得できないもののうなずいてしまうところです。

今は、症状がなくても、今後発症の可能性は充分ありますので流行した場所へ行った記憶があるのであれば、今からでも対策と予防はしておいた方がいいですね。

◆はしかの潜伏期間と症状◆

・はしかの症状が現れるまでの潜伏期間

7日~14日

・カタル期の症状

はしかの感染力が一番強い時期で、2~4日ほど風邪に似た症状(38度前後の発熱、鼻水、のどの痛み、咳(せき)など)が続く。

その後、発疹が出る1~2日前には、奥歯付近に白い斑点が出る。また、目が痛くなったり、目やにがいつもより多くでたり、最悪の場合失明の可能性もあります。

・発疹期の症状

カタル期の後、一旦熱は下がるがスグ(半日ほど)ぶり返し、発疹が現れる。最初は胴体部分や顔から現れ、手足から手先足先へと広がって行きます。

蕁麻疹(じんましん)との違いは、痛みやかゆみがなく腫れたような状態でもありません。

発疹期には、咳や鼻水も酷くなり下痢になる事も多いですし、口の粘膜が荒れ、痛みが出てきます。

ですので、脱力感もあり食べる事が難しくなってしまいます。

発疹期は、3日間程度続き、それ以上になれば細菌の二次感染も疑われてきますので注意が必要となってきます。

・回復期

咳は残るものの熱が下がってくれば徐々に回復の傾向を迎えます。

発疹も色が抜けて色素沈着はあるものの、徐々に回復していき発疹は5~6日で皮がむけるように取れるという例も報告されています。

でも、回復期2日目程度では、はしかの感染力も残っていますので、学校では「学校保健安全法施行規則」により、下熱後3日間は出席停止を基準にしています。

社会人の場合には、こういった法律はありませんので学校の基準を元に出勤停止期間が決められています。

はしかは、一番感染力の強い時期に自覚症状がないというだけに、感染する人の数も増える傾向があります。

はしかと分かっていない状態であれば、いろいろなところに移動しますので、より感染の幅が広がると考える必要がありますね。

はしかが流行したらどんな対策をすればいい?

はしかが流行した時の対策となると難しいのが現状だと思いますが、マスクをしておくことは有効だと言えます。

最近では、マスクを着用する人も増えていますので、自然とはしかの対策になっているといえばそうなりますよね。

はしかの感染は空気感染ということもあり、より小さい粒子を防げるマスクの着用であれば、比較的はしか対策には有効な手段となるでしょう。

また、もしも、「はしかかも?」と思っても、スグに病院に行ってはいけません。
それだけで、感染させてしまう可能性が大きくなってしまいますので、まずは最寄の病院に連絡し、現在の症状を伝え、はしかが流行している場所へ行ったのであれば、それもきちんと伝えるようにしましょう。

そして、病院に行く時は、移動も含めて「マスク」の着用を忘れない様にしてくださいね。

ただ、残念なことにはしかを直接治療できるような薬はなく、合併症の危険性もありますので、症状が軽くなるまでの経過を観察するといった形となります。


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はしかの感染を予防するには?

はしかの感染を予防するには「予防接種」を受け、免疫を構築しておくことが予防策となります。

はしかの予防接種は、2001年の流行をきっかけに「1歳でワクチン接種」が進めてられていて、徐々に予防接種の機会は増えています。

これは、はしかの免疫がない人は100%発症するといったところからそうなっているのでしょう。

また、はしかに免疫のない人でも、72時間以内にワクチンを接種することで、ある程度は予防となりますが、普通は十分に免疫ができるまでに2週間は必要となりますので、はしかの発生を身近で感じる前に、予防接種をして免疫をつけておくことが大切ですね。

そして、日本にはしかへの免疫の無い人が多いというのも、流行を大きくしている要因の一つとなっています。

まとめ

はしかって、今まではそれほど怖くないと思っていたのですが、急速な流行と強い感染力。
そして、免疫のない人が多いという事実を知って驚きました。

今でこそ「1歳ではしかワクチンを」と言われていますが、それ以前は任意だったことや一時終了していた時期などもありますので、予防接種を受けた記憶がないのであれば、今からでもワクチン接種をしておくことをおすすめしておきます。

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